きたの介護センターの取り組み。

私たちは25年以上、手技療法師として地域の皆様に携わってきました。人は肩こり・腰痛・膝痛をはじめ、不定愁訴(検査には出てこない症状)など十人十色の症状をお持ちです。

特に高齢者となると、運動不足が原因で腰痛や膝痛、肥満、便秘などでお悩みの方が沢山いらっしゃいます。現に4人に1人が運動不足から要介護状態になっています。そうなると生活に不自由がおき、外出がおっくうになり引きこもりがちな方も出てきます。

 

今から15年くらい前、どうしたら高齢者が運動不足から要介護状態になるのを防げるかと考え、運動中心の通所介護施設を併設しようと考えました。

元々、家族に介護福祉士やケアマネージャーがおり、他のスタッフも随時、介護職員資格を取得していきました。

そして、個別で指導できるように小人数制で運動中心にできる通所型サービスA事業をあえて選択し開設いたしました。

 

開設してから再認識したのですが、運動中心の通所介護では、個別に指導ができるようにマンツーマンスタイルの必要性が有ることを実感しました。

人は、一人ひとり筋力も体力も異なります。高齢者になると余計に差が有ります。

個別に適切な付加を選択し、今有る症状を悪化させないように無理なくトレーニングをすることを基本に取り組んでいます。

 

当センターでは介護事業としての営業時間を午後1時30分から3時00分までとし、その他の時間帯(午前8時から午後1時・午後4時から7時まで)を今まで通り整体院としての業務をしています。

午後の時間帯を介護事業にすることで、収入は減ってしまいましたが、運動不足が原因で4人に1人が要介護状態になることを黙って見過ごせません。

 

元気で当院に通って頂いていた高齢の方々が、要介護状態になり引きこもりがちになって元気がなくなっていく姿を沢山見てきました。まるで人生が終わってしまったかのような無気力な生活になっているのを聞き寂しい限りでした。

 

地域包括ケアシステム(地域の支え合い体制)はまだまだ完成とは言えません。

短期間による機能訓練だけで終わってしまうと、地域の支え合いの体制が整っていない現状では、せっかく鍛えたお体は直ぐに衰え大変な思いをするのは高齢者ご自身です。地域包括ケアシステムが整う社会になるまで、きたの介護センターでは「切れ目ない介護予防サービスの継続的提供」を行おうと思っています。

 

 

 

合言葉は「明るくアクティブ!」

 

QOL(生活の質)の向上に重点を置く、心と体の健康を目指した介護予防

 介護予防・日常生活支援総合事業をしている当センターは、介護支援専門員・介護福祉士・介護職員初任者研修・ロコモ指導員が在籍。機能訓練のマシン運動や、日常生活動作訓練に加え、ロコモ体操やモックル体操を教え、筋力低下防止を目的とし、自立した生活を目指し要介護状態にならないように支援をしています。

 

 

      

    当センターをご利用いただける方は、

   要支援1・要支援2・総合事業対象者の方です。

 

総合事業対象者とは、まだ介護度認定を受けていない65歳以上の一般の方で、お住いの市町村に有る地域包括支援センターにて、25問の質問(お身体の状態チェック)を受けて、介護保険利用対象と判断された方です。

 

まだまだ頑張る、アクティブな方向きのデイサービスです!

まだまだリタイアせず元気で毎日を過ごしたい方や「介護事業所は明るく活気のある所が良い」という方に合うように、施設内を介護事業所というより「サロン」といった雰囲気の 元気の出る居心地の良い空間にしていて、ご家族・ご友人と楽しみを共有できる、生活に役立つ取り組みとして、インターネットで映画鑑賞を楽しむことができます。

 

その他、整体法を取り入れた運動器症候群改善トレーニング・唾液腺体操・関節機能向上のための赤外線温熱療法などを多彩にご用意してます。

筋力低下予防のためのトレーニング

介護予防の基本トレーニング

 適切な運動をして、元気に動ける身体を取り戻す・維持する

1.可動域改善運動

2.筋力トレーニング

3.筋持久力トレーニング

4.バランス訓練

5.姿勢改善体操

6.俊敏性運動

 

 

ロコモトレーニングを取り入れた、きたの介護センター独自の総合訓練法

今主流となっている一般的な機能訓練法では、ご利用者様が一斉にマシントレーニングをするという傾向にあります。当センターの「日常生活訓練」は、マシンを使わなくてもできる「ADL向上プログラム」を行っています。

ロコモトレーニングを取り入れ、体幹をしっかりと強化することは、日常での生活行動の向上につながります。ADL(日常生活動作)の向上こそが介護予防で求められているのです。

 

     当センターのプログラムの一部をご紹介します。

 

1.歩行練習 

2.椅子からの立ち上がり練習

3.床からの立ち上がり練習

4.寝返り練習

5.身体の回旋(振り向きや反転)練習

6.前屈練習

7.しゃがみ込み練習

8.方向転換練習

9.起き上がり練習

 

など、お身体の状態に合わせて強度や練習時間を考慮して安全に、確実に、機能向上するように練習を行います。

*高齢者の方に、ただ単に筋力をつける、可動域を広げる、歩行訓練を行うというだけで  はだめで、必要なことは「動きやすい体づくりと日常生活動作指導」です。

個別プロクラムで行う筋力トレーニングマシン

比較的お元気な方には筋力トレーニングを行います。

お身体の状態を考慮して、使用できるマシンを選択します。

介護予防には大切な日常生活訓練に使用するトレーニングマシンです。
 有酸素運動や無酸素運動、歩行訓練・立ち上がり訓練・起き上がり訓練などの毎日の生活の自立を目指した訓練を中心に、ブルブルマシン・ルームウォーカー・エアロバイク など、多彩なマシンを揃えています。ご利用時のご体調に合わせて個別指導で行います。

 

認知症予防に役立つパソコンやスマートフォンを使ったトレーニング

パソコンやスマートフォンを個別に指導をし、認知症予防にお役立ていただきます。ゆっくりとマイペースで覚えていただきます。メールやLINEで 家族やお友達と話題を共有しコミニュケーションを広げましょう!

 

多彩なイス体操で楽しくトレーニング!

口腔周囲筋ストレッチを教えます。

サロンを思わせる、介護事業所を感じさせない室内空間。

ご利用案内 (料金・時間など)

無料相談・見学を随時受付けています。

電話番号 0721-55-1100